トイレリフォームを失敗しないためのポイント!費用を抑えるコツや補助金について解説
目次
トイレのリフォームを考えた時に気になるのが、「費用」や「リフォーム会社の選び方」ではないでしょうか。この記事では、費用を抑えるコツや補助金、リフォーム会社の選び方について解説しています。トイレのリフォームポイントを確認し、快適で過ごしやすいトイレへリフォームしましょう。現在、注目されている「こどもみらい住宅支援事業」などの補助金にも触れていますので、リフォームを考えているかたはぜひチェックしてくださいね。
トイレリフォームの基礎知識
トイレのリフォームを考え始めたら、どのようなリフォームを行う必要があるのかを知り、リフォーム後のトイレをイメージしましょう。そのためには、トイレの種類やトレイのリフォーム方法と費用について確認することが必要です。トイレの工期や費用についてもまとめていますので、参考にしてみてください。
トイレの種類
トイレには古くから日本で使用されている「和式トイレ」と広く普及している「洋式トイレ」の2種類があり、洋式トイレはさらに「タンク一体型」・「セパレート型」・「タンクレス型」の3種類に分けられます。
「タンク一体型」とは流すための水を貯めるタンクと便器が一体になっているタイプです。凹凸が少ないためお掃除が簡単なのがメリットです。「セパレート型」とは、タンクと便器が分かれており、ホースで繋がれています。片方が壊れた時には、一方だけを修理することができます。「タンクレストイレ」は、タンクを装備せず、水道と直接繋げたタイプのトイレです。スタイリッシュな見た目で、トイレを広く見せることができるため、人気が高まっています。
トイレリフォームの方法と費用
トイレのリフォームというと、トイレ本体の交換を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、トイレのリフォーム内容はウォシュレット便座の交換や床・壁の張り替え、収納の設置など、多岐に渡ります。トイレのリフォーム費用は、一般的には10~70万円程度です。リフォームの内容によっても費用が大きく変わるため、もう少し詳しく見ていきましょう。
トイレ本体の価格や壁・床の材質、トイレの状態によって価格は変動しますので、費用を知りたい方はリフォーム業者へ見積もりを依頼してくださいね。住まいあんしん倶楽部では、お見積り費用はかかりませんので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
トイレのリフォーム費用を抑えるコツ
トイレは使う頻度は高いですが、滞在時間は比較的短い場所でもあります。なるべく費用を抑えてリフォームしたいと考えている方もいるでしょう。長期的に考えて、トイレのリフォーム費用を抑えたいと考えている方は、「トイレ本体の交換と内装工事を同時に行う」ことをおすすめします。
そして、「トイレ本体」や「床材」の価格を下げることで、リフォーム費用を下げるのも方法のひとつです。トイレの老朽化や使い勝手が気にならない場合には、ウォシュレットなどの機能のみを追加するのも検討してみましょう。それでは詳しく見ていきましょう。
トイレ本体の交換と内装工事を同時に行う
トイレ本体を交換する時には、内装工事を同時に行った方が結果的にリフォーム費用が安くなる可能性が高まります。トイレ本体を全く同じモデルにする場合を除き、トイレ本体を交換するとなるとサイズが異なるため、どうしても床の色に新旧の跡が残ってしまいます。時間が経ってから内装工事を行うと再度工事費用がかかるため、同時に行ったほうが費用が安くなります。
また、トイレ本体を取外し、内装工事を行った後に新しいトイレを取り付けると仕上がりもきれいになります。トイレは陶器でできており、リフォーム頻度もそれほど高くない設備なので、トイレ本体に交換が必要になったタイミングで内装工事も依頼するのがおすすめです。
トイレ本体のグレードを下げる
トイレのリフォーム費用に大きく関わる要素のひとつがトイレ本体の価格です。トイレ本体の種類やグレード、オプションの有無によって、価格は変わります。同じメーカーでも、タンク一体型のトイレに比べて、タンクレストイレの価格は5万円以上は高くなります。グレードが高いトイレには、トイレの蓋が自動で開いたり、自動洗浄や除菌ができたりする機能がついています。
TOTOやLIXIL、Panasonicといった人気メーカーのトイレは、トイレ本体の性能に大きな違いはありません。費用を少しでも下げたい場合には、必要最低限の機能がついたモデルを選びましょう。譲れない機能がある方やデザインにこだわりたい方は、グレードの高いモデルも視野に入れて検討してみてください。
床材をクッションフロアにする
トイレの内装工事を考えている方やトイレ本体と内装工事を同時に行う方で、なるべく費用を安くしたい方は、床材にクッションフロアを使うことを検討してみてください。クッションフロアは、材料費や施工費が安いだけではなく、トイレに向いている床材です。耐水性が高く、汚れてもすぐに拭きとることができるため、床材にこだわりがない方はクッションフロアを導入するのがおすすめです。
ウォシュレットのみ設置する
ウォシュレットの機能を設置することが目的の場合は、トイレ本体を丸ごとリフォームするのではなく、部分的なリフォームがおすすめです。ウォシュレット便座はホームセンターなどで変えるような比較的安いものから10万円以上するグレードの高いものまであります。設置費用のみであれば、それほど高額にはならないため、リフォーム業者に頼んで取り付けてもらうのが確実です。ウォシュレット便座を自分で用意したい方は、現在のトイレに対応しているかをしっかり確認しましょう。
トイレのリフォームには住宅補助制度や助成金が使える?
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トイレのリフォーム費用に関わる助成制度はいくつかあり、補助金は大きく分けると2種類あります。
一つ目は国や各自治体による補助金制度です。二つ目は介護保険から補助金を受け取る方法です。
現在、大きく話題となっている国からの補助金、住宅省エネ2023キャンペーンにもトイレが対象となっている補助金があります。
ここでは、住宅省エネ2023キャンペーンのひとつであるこどもエコ住まい支援事業やリフォーム減税制度などを紹介します。
こどもエコ住まい支援事業
こどもエコ住まい支援事業は、住宅の省エネ性を高めるための支援を行う事業です。
対象工事は、必須工事と任意工事に分けられており、任意工事は必須工事と同時に行うことで、補助の対象となります。
トイレに関するリフォームは、節水トイレへのリフォームが対象となっており、「掃除しやすい機能を持っているもの」や「規定の性能以上のものをもっているもの」が対象です。
それぞれ、1台あたり19,000円と20,000円が補助金額です。
こどもエコ住まい支援事業は2022年末に新設された補助金事業で、現在公募しているものは、2023年12月31日までに工事が完了することを条件のひとつとしています。
節水トイレへ交換するリフォームを考えている方は、早めに計画を始めてください!
公式HP:国土交通省「こどもエコ住まい支援事業」
リフォーム減税制度
リフォーム減税制度は、補助金を受け取れる制度ではなく、所得税や固定資産税の控除を受けることができる制度です。
バリアフリー化・エネルギー化・耐震化・長期優良住宅化といったリフォームが対象となります。
工事内容によって控除を受けられる範囲が変わりますので、予定しているリフォーム工事の内容と照らし合わせて確認しましょう。
リフォーム減税制度を利用するためには、建築士によって増改築等工事証明書を発行してもらう必要があるため、注意してください。
利用したい場合、事前に依頼業者に伝えておきましょう。
参考:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会「リフォームの減税制度」
介護保険からの補助金
介護保険は、介護や必要なひとが介護サービスを受けられるように費用を給付してくれる保険です。
手すりや段差の解消など、バリアフリー設備を取り付けるような住宅リフォームを行った時に、補助金を受け取ることができます。
支給限度額は20万円で、1割が被保険者負担となるため、実質的には18万円が補助金額となります。
介護保険利用対象者のみ利用が可能です。リフォーム前に申請が必要になるため、対象となる可能性がある方は、施工前に確認を行ってください。
自治体による補助金
自治体によっては、トイレリフォームにかかわる補助金を給付しています。
バリアフリーを目的としたトイレや節水トイレへのリフォーム、防災対策など、対象となるリフォーム内容は自治体によって異なります。
例えば、横浜市では、障がい者の住環境を整えるために、バリアフリー改修工事をした場合、補助金を受け取ることができます。
横浜市障害者住環境整備事業という制度名で、対象経費から自己負担額を引いた額が補助されます。
どの自治体も、施工前に申請をする必要があるため、これからリフォームを考えている方は、先にチェックすることをおすすめします。
下記サイトで各自治体の補助金について確認することができます。
自治体による補助金の財源が国のものでなければ、国の補助金と自治体の補助金は併用することができる可能性があります。
ぜひ一度チェックしてみてください。
トイレのリフォーム会社を選ぶコツ
リフォームする際の最も大切なポイントともいえる業者選び。トイレのリフォームは最も業者選びが肝になるといえます。トイレは一日に何度も使用する場所で、使えなくなると非常に困る設備ですよね。壊れてしまった時には、緊急性が高くなるため、「アフターメンテナンス」がしっかりしている業者を選びましょう。さらに、なるべく早く駆けつけてくれるような「自宅から近くの業者」を選ぶのがおすすめです。
また、後から工事費用や処分費用を請求されることがないよう、「価格表示が一式表示となっているかどうか」を確認しましょう。リフォームの依頼を受ける業者と施工を行う業者が別の場合があるため、「自社で施工を行っている業者か」も確認しておくと安心です。
住まいあんしん倶楽部は、千葉県市原市を中心に活動を行っています。アフターメンテナンスにも力を入れており、工事部分に関しても工事保証書を発行しています。工事後の些細なことでもご連絡頂ければすぐに対応致します。定期訪問も行っておりますので、大切なご自宅のリフォームは弊社にお任せください。
まとめ
トイレのリフォームを失敗しないためのポイントを紹介しました。自分の希望するリフォームに合わせて、「費用」・「業者選び」をしっかり検討することが大切です。今回紹介した費用を抑えるポイントや国や自治体の制度を上手く利用して、費用を抑えながら快適なトイレへリフォームさせてください。業者選びは、「アフターメンテナンス」と「自宅から近い業者」を優先して選ぶのがおすすめです。ご自宅のリフォームは安心できる業者へ依頼し、予算を考えながら快適なトイレへリフォームしましょう。
住まいあんしん倶楽部は、トイレのリフォームについてしっかりと打ち合わせさせていただきます。アフターメンテナンスも充実しておりますので、トイレのリフォームをご検討中の方はぜひご連絡ください。