水回りをリフォームする前にやることを解説！現状をチェックして計画を練ろう
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水回りリフォームを考え始めた時に何からすべきなのかわからず、不安を感じている方は多いのではないでしょうか。やみくもにショールームに行ってみたり、カタログを取り寄せたりする前に、まずは現状の設備の確認とリフォームに求めるものを把握することが大切です。この記事では、リフォームの前にやるべきことを解説しています。長年住み続けた家のリフォームを考えている方や購入した中古住宅のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
水回りのリフォームをする前にやるべきこととは
水回りのリフォームをする時に、「最新型の設備に変えたい！」、「流行っているレイアウトに変更したい」と考える方も多いのではないでしょうか。カタログを取り寄せたり、ショールームに行く前にやっておくべきなのは、計画を練るための下準備です。設備を使いやすくするために、「現在の水回りの不満を整理」し、集合住宅に住んでいる場合には希望のリフォームができるか「規約を確認」しておきましょう。
現在の水回りの不満を整理
水回りのリフォームを考える時に、最初に考えて置くべきことは、「現在の水回りに対する不満」です。古くなったり、故障したことでリフォームをすることになった方もいるでしょう。しかし、新しい設備に変えるのであれば、現在の不満を解消して、使いやすい設備にしたいですよね。現在設備に対して抱いている不満は新しい設備を使いやすくするためのヒントになります。設備の位置や高さ、掃除のしやすさ、収納の容量など、それぞれの空間についてチェックしてみてください。空間の温度や湿度、ニオイなど設備に直接関係なさそうな部分も、実は関わっていることがあります。漠然とした不満も、まずは書き出してみましょう。
集合住宅の場合は規約を確認
マンションなどの集合住宅の場合には、リフォームする前に管理規約をしっかりと確認しましょう。管理規約の内容によっては、希望のリフォームができない場合があります。管理規約とは、分譲マンションを購入した方が入っている、管理組合が定めた規約のことです。管理組合はマンションの住環境を管理するために管理規約を定めており、マンションのリフォーム関しては「専有部分の修繕等」という条文に記載されています。マンション独自のルールが定められる場合には、水回りの設備の移動禁止や配管の交換禁止などの項目が制定されているケースがあります。事前申請が必要な場合や、指定の工事が禁止されている場合もありますので、リフォームの打ち合わせをする前に必ず確認しておきましょう。
水回りのリフォームで注意すべき点
水回りのリフォームで注意すべきなのは、「見えない部分の劣化」です。毎日使う水回りはシンクなどの見える部分が気になりがちですが、排水溝や配管、周りの基礎などが劣化や腐食していることがあります。特に水漏れによって、設備周りが劣化している場合には腐食が進んでいることがあります。構造部が腐食してしまうと費用が大幅にかかってしまうため、当初のリフォームを変更しなければならないケースもあります。不具合などのサインがある場合には、設備をできる限りチェックしておくことも必要です。具体的には、洗面台のコーキング部分のカビの有無や下や流し台の物入れの水漏れチェックなど、普段はわざわざチェックすることのない部分を確認するのは有効な手段です。
実際の生活をイメージして計画を立てよう！
水回りのリフォームを考え始めると、憧れの設備や理想の水回りを叶えたいという思いが先行してしまう方もいるでしょう。しかし、リフォームを計画する時には、「実際の生活をいかに快適にするか」という視点が重要です。現在の使い方を元に、新しく設備を取り入れた場合の生活をイメージしてみましょう。イメージを膨らませるのに、ショールームなどに行き、使い勝手をチェックするのもおすすめです。現在の設備に問題がある場合には、リフォーム事例や実際にリフォームした方の感想をネットや雑誌で調べてみてもいいでしょう。現在と同じような工程で作業が行えるか、新しく取り入れる設備が本当に必要なのかを見極めることができます。現在の水回りの不満が解消されるかどうかもしっかり確認してくださいね。
まとめ
リフォーム計画を立てる前にしっかり下準備をしておくことで、計画をスムーズに立てることができます。計画を立て始めてから、希望を叶えることができなくなったり、リフォーム自体ができなくなったりすることがないように、今回紹介した項目をしっかり確認しておきましょう。現在の水回りの不満を書き出し、理想の生活をイメージすることで、優先順位も明確になります。集合住宅の方は、管理規約を確認するのも忘れないでくださいね。