秋はリフォームの季節!水回りや外構、断熱リフォームがおすすめ
目次
冬に向けたリフォームを考え始める秋。秋はリフォームするのに最適な季節でもあります。
現在、石油やガソリンの高騰によって、電気代やガス代といった光熱費が上がり続けています。先に、家庭への影響が高まったヨーロッパなどでは、現在もその流れが続いています。
コロナ禍での巣ごもりの流れは未だに残っています。今後訪れる冬を乗り切るために、リフォームという選択肢も視野にいれてはみませんか?この記事では、リフォームが秋におすすめな理由や、秋に行うリフォームとしておすすめなリフォームの種類を紹介していきます。
なぜ秋はリフォームがおすすめな季節なのか
リフォームは秋に行うのがおすすめですが、その理由は、2つほどあります。
1つ目は、「気候が良い」ということ
2つ目は、冬に向けたリフォームができること。
そして、秋のリフォームならではの注意点は、台風です。秋にリフォームをすべき理由と秋のリフォームならではの注意点を知り、リフォーム時期を決めてみてはいかがでしょうか。
気候が良い
秋がリフォームに最適な季節である理由のひとつに、気候が良いことが挙げられます。リフォームの際、窓を開けたり閉めたりできなくなることがあるため、冷暖房を可動させなくても過ごしやすい季節が最適です。例えば、外壁塗装をする時には、開口部に養生の必要があり、窓やドアの交換を行う時には開けっ放しの状態となります。
暑い夏や寒い冬では、室内で過ごす住人にとってストレスになり、作業をする職人も作業効率が落ちる可能性があるため、気候の良い春か夏がリフォームにおすすめです。しかし、春は新しいことを始める方が多い季節でもあるので、リフォーム業界では繁忙期とされています。職人さんの数が限られているため、リフォームの時期が調整できる場合には、秋に行うのがおすすめです。
冬に向けたリフォームができる
秋は、冬に向けたリフォームをするのにもおすすめです。冬に快適に過ごすために、特に断熱リフォームを行うのがおすすめです。断熱リフォームとは、家の気密性を上げることで、室温が外気の影響を受けにくくなるものです。夏は涼しく、冬は温かく過ごすことができ、エアコンなどの温度管理も効率が良くなるため、光熱費も安くなることが望めます。
特に最近は、原油やガソリンの高騰で光熱費が高騰しています。2022年の夏には燃料調整額などの高騰によりすでに電気料金が上がっているため、エアコンの使用量が上がる冬にはさらに電気料金が上がることが予想されます。断熱リフォームを考えていた方は時期を早めたり、内装リフォームを考えている方は断熱リフォームを併せて行うなど、計画を練り直すのもおすすめです。
断熱リフォームは、窓を断熱性のものに変えたり、床・壁・天井に断熱材を貼り付けたり、と大がかりな工事になる可能性があるため、冬に入る前に工事を終わらせておくといいでしょう。
台風には注意が必要
秋はリフォームに適した季節ですが、台風が増える季節でもあります。リフォーム中に台風が来てしまうと、台風の対策に時間がとられてしまったり、接近した時には工事ができなくなったります。工期が遅れる可能性もあるため、秋にリフォームをする時には、時間的な余裕をもって計画するのがおすすめです。
秋に施工するおすすめリフォーム
どのようなリフォームが秋に最適なのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここからは特に秋に施工するのがおすすめのリフォームを紹介します。屋内のリフォームだけであれば、他の季節でも施工可能ではありますが、リフォーム中にも快適に過ごすためには秋に行うのがおすすめです。
反対に、春や秋以外では、作業が中断されたり、工期が伸びる可能性があるリフォームもあります。それぞれ確認していきましょう。
水回りのリフォーム
生活に欠かせない水回りのリフォームは、気候の良い春や秋が最適です。水回りの設備は、リフォーム中使うことができなくなります。キッチンをリフォームするのであれば、外食やテイクアウトなどの手段を取る必要があり、外に出る回数が多くなります。特に、お風呂のリフォームをする場合には、銭湯などを利用する必要があり、温まった体が帰宅中に冷えてしまいます。
つまり、水回りのリフォームは、設備が使えないことで、大体手段として外出機会が増えるため、気候の良い春や秋に実施しましょう。
窓の断熱リフォーム
秋に施工するおすすめのリフォームのひとつは、窓の断熱リフォームです。実は、屋内の冬の寒さの原因の7割は、窓の断熱リフォームで改善すると言われています。特に、昔の家は窓の素材がアルミサッシや単板ガラスなどでできていることが多く、気密性が充分ではありません。気密性の高い樹脂サッシや複層ガラスにリフォームすることで、冬の寒さを軽減できるでしょう。
また、窓のリフォームは基本的には、開けっ放しの状態で行うため、冬の気温が低い時期に行うのはおすすめできません。窓のリフォームには、内窓の設置、ガラスやサッシの交換などさまざまな種類があり、工期短いものもあるため、冬までに時間がない場合でもいリフォーム業者に相談してみてくださいね。
浴室のヒートショック対策
ヒートショックとは、温かい部屋から寒い部屋へ移動した時のような、急激な温度変化によって、血圧が変動し、体にショック症状が現れる現象のことです。浴室内の事故は年間に1万9千人と推定されたことがあり、ヒートショックは浴室内の事故に大きく関わっているといわれています。特に高齢者は、ヒートショックが起こりやすいことがわかっているため、家族に高齢者がいる場合には、浴室の環境を整えましょう。
浴室のヒートショックを防ぐためには、浴室とその他の部屋との温度差を小さくする必要があります。浴室は、施工方法によって壁や床の断熱材が充分ではない場合があるため、断熱材を入れたり、開口部から熱が逃げるのを防ぐために窓の断熱リフォームを行うのが有効です。また、断熱性の高いユニットバスに交換してもいいでしょう。
お風呂のリフォームには、目安で5日程かかります。家の外で入浴を済ませなければならないため、寒い時期を避けてリフォームを行いましょう。
参考:STOP!ヒートショック「ヒートショックによる死亡数」
屋根・外壁
屋根や外壁など、塗装が必要になるリフォームやコンクリートを打設する必要のある外構工事などは、温度と湿度が関係するため、時期を選ばなければなりません。塗装工事は気温15~30度、湿度20~60%が最適な環境だといわれています。
気温5℃以上、湿度85%未満の気象条件の下で塗装可能ではありますが、時間や塗装の希釈率を調節しなければ実施できません。朝方が5℃以下となる冬場は早朝の工事ができず、温度の高い夏場は、乾燥が早くなるため、仕上がりに影響がでる可能性があります。
外構リフォーム
コンクリート打設も、温度に影響を受けてしまいます。夏場はコンクリートが早く固まるためひび割れが起こる可能性が高く、冬場は乾きが遅いためにひび割れが起きてしまいます。さらに、凍結や結露がある場合は、作業自体が中止となるため、工期が長引く可能性が高いでしょう。
夏場や冬場のリフォームは制約が多いため、季節の影響を受けにくい春や秋にリフォームするのがおすすめです。
秋のリフォームは早めの業者選びが鍵
リフォーム業者を見つけるのには、思ったよりも時間がかかるケースが多いです。優良な業者を見つけるためには、見積もりなどをしっかり比較する必要があるため、1週間ほどかかることもあります。特に秋はリフォーム業者に依頼が集中する可能性が高いため、早く行動するのがおすすめです。
依頼する業者は早めに見つけよう
秋がリフォームに適している季節だということは、ご確認いただけたかと思います。人気のシーズンである秋にリフォームをしたいと考えたら、なるべく早めに動きましょう。業者選びから行わなければならない場合には、依頼業者が決まるまでに時間が掛かります。リフォーム業者を依頼する時には、目ぼしい業者を何社かに見積もりを依頼し、実際に住宅を確認(現地調査)してもらった上で見積書を作成してもらいます。見積書を元に、業者を比較して依頼先を絞り込むという過程が必要なため、1~2日で業者を決めることは難しいでしょう。
また、人気のある業者は早くスケジュールが埋まってしまうため、リフォーム時期がかなり先になってしまうことも珍しくありません。特に、夏の終わりや初秋頃にリフォームすることを決断した場合には、すぐに行動しましょう。冬までに確実にリフォームを終わらせたいという方は、思い立った時点ですぐに業者を探すのがおすすめです。
秋のリフォームは住まいあんしん倶楽部にお任せください
住まいあんしん倶楽部は、千葉県市原市を中心に、住宅リフォーム、売買、建物診断サービスなどを行っています。リフォーム事業では、水回りや断熱リフォームなどに力を入れています。特にサッシ周りの工事を得意としており、窓の開口部の断熱性を上げることで、部屋の寒さの7割ほどは改善すると体感しております。
寒い冬を乗り切るために、断熱性を上げたり、水回りの設備を交換したりすることで、過ごしやすい家にリフォームしてはいかがでしょうか。ぜひ住まいあんしん倶楽部をご検討ください。
まとめ
過ごしやすい秋は、リフォームがしやすい時期でもあります。リフォームの工期や完成度、リフォーム中の過ごしやすさも考えた場合には、秋は最も落ち着いてリフォームできる時期だといえるでしょう。同じように過ごしやすい春もリフォームの時期には最適ですが、リフォームを依頼する人が増える季節でもあるため、慌ただしくなる可能性があります。
現在は、リフォームする際の原材料が高騰しており、この流れが落ち着く見通しが経っていません。原油の値段が上がっているため、今後も光熱費が高くなる可能性があります。早めに断熱リフォームなどを行い、気密性を高めて冬を快適に乗り切りましょう。