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失敗例に学ぶキッチンリフォームの注意点!キッチン移動や造作家具を作るときのポイント

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目次

人生で何度もキッチンリフォームする機会がある方はいらっしゃらないでしょう。そのため、どのような注意点があるのか、これまでどのような失敗が多かったのか、気になってしまいますよね。失敗例や注意点を積極的にチェックすることで、自分の家のキッチンリフォームをに活かすことができます。

この記事では、キッチンリフォームをする上での注意点やよくある失敗例などを紹介しながら、キッチンリフォームの注意点を解説します。キッチンリフォームを計画している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

キッチンリフォームの失敗例

キッチンは大型の設備で、周りの空間や見えない設備もリフォームに関わります。多くの要素に気を配らなくてはならないため、出来上がってから思ったのと違ったと感じてしまうことも珍しくありません。キッチンリフォームで多い失敗例は、「キッチンが狭く感じる」、「キッチンが暗く感じる」、「収納やゴミ箱の置き場所を考えていなかった」、「設備を思ったより使わなかった」、「コンセントが足りなかった・場所が悪い」などです。ひとつずつ解説していきます。

キッチンが狭く感じる

リフォームを行った後のキッチンに立って、思ったよりも狭く感じるという失敗談は少なくありません。その理由は、キッチンタイプの変更が大きく関係します。現在、主流となっている対面キッチンと異なり、少し前のキッチンの主流は壁付けでした。壁付けのキッチンのために作られた空間に、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンを設置すると、キッチンが占める面積が大きくなってしまいます。

通路のスペースを狭くしなくてはいけなくなったり、収納スペースを削減しなければならなくなるため、キッチンのタイプを変えたり、キッチンを移動する場合には、充分に検討しましょう。検討する時のポイントは、「キッチンの通路スペースに90㎝の幅を取ることができるか」、「通路が重なったり、長くなったりしないか」をチェックするのがおすすめです。

キッチンが暗く感じる

キッチンのリフォームで意外と盲点になるのが、「明るさ」です。キッチンの場所を移動した時やキッチンの向きを変えた時には、キッチンの明るさも確認が必要です。自然光が入るキッチンを希望する場合には、窓から入る光がどの時間帯にどこまでの範囲に届くのかを確認し、リフォーム計画を立てましょう。

リフォームしたことで、自然光が入らなくなった場合や既存の照明設備ではキッチンを照らすのに充分ではなくなった場合には、新たな照明が必要です。天井にダウンライトやスポットライトを設置したり、明るい照明を選ぶのがおすすめです。手もとが暗くなってしまった場合にはペンダントライトや手もと等を取り入れましょう。

収納やゴミ箱の置き場所を考えていなかった

キッチンのリフォームをするうえで、最も希望として多いのがシステムキッチンに対する要望です。そのため、大きなものの収納やごみ箱の収納方法まで目が向かず、使い始めてから不便さを感じるという失敗例も多くあります。

使いやすいキッチンを実現させるためには、収納が機能していることが前提です。大きなものから小さなものまで、どのように収納するかをリフォームするときに計画しておきましょう。特に、ごみ箱は存在感があるため、ごみ箱の形状や設置位置、隠すのかどうかまでしっかり決めると全体の収納がまとまります。

設備を思ったより使わなかった

キッチンを快適に使えるようにと収納を増やしすぎたり、食洗器などの設備を安易に取り入れてしまうと、思ったよりも使わずに後悔することになる可能性があります。実生活に必要かを確認するために、実生活を想像することが大切です。

例えば、食洗器ひとつだけでも、メーカーによって容量や開閉方法などが異なります。使う頻度の高い食器を効率的にいれることができるかどうか、家族の人数分を洗うことができるものを選択してください。

床下収納などの収納についても、奥の方のものが取りづらかったり、収納を開けるのが大変に感じる設備などを収納量を増やすために取り入れても結局使わずに、スペースを持て余してしまいます。収納や設備は、ショールームなどでしっかり実物を確認して、自分たちの生活と合うかをしっかりイメージしてから取り入れると、想定との誤差が少なくなりますよ。

コンセントが足りなかった・場所が悪い

コンセントが足りなかったり、位置が悪かったりするのも不便さを感じるポイントです。調理家電などを使う家庭も増えてきているため、コンセントの数や位置をしっかり考えましょう。全ての家電とコンセントが繋がるように配置や数を計画してください。

ひとつのコンセントに使える消費電力は1500Wと決まっています。コンセントはひとつに二口ついていることが多いですが、二口で1500Wですので、注意してください。消費電力がオーバーしない様に家電の設置場所を考える必要があります。インテリアに気を配っている方の中には、なるべくコンセントが見えないようにまとめて設置したいと考える方もいらっしゃいます。しかし、コンセントは位置を分散させたほうが、家具を配置する時に使いやすく感じるでしょう。

キッチンを移動させるときの注意点

現在のキッチンとリフォーム後のキッチンのタイプを変更したい場合に、キッチンの位置を移動させることはよくあります。キッチンを移動させるためには、給排水管や配線の位置によってできない場合もあるため、しっかりと計画を立てる必要があります。移動させる範囲が広いほど、大変な作業になり、費用も高くなる可能性が高まります。キッチンを移動させるときの注意点をしっかり抑えておくようにしましょう。

給排水管の移動

キッチンを移動させると、シンクの位置が変わるため、給排水管を延長する必要があります。給水管や排水管を延長させる場合には、一度壁や床を取り払って、骨組みの状態にしなければならない可能性があります。給水管や排水管を新しいキッチンに合わせて取り付けた後には、取り払った内装を張り直さなければなりません。

また、戸建て住宅と異なり、マンションの場合には、給排水管の位置を変えることができない可能性が高いです。マンションの場合には、各部屋から流れる給水管や排水管が通る空間であるパイプスペースを動かすことができません。パイプスペースに手を加えずに、配管工事を行う場合、水を効率的に流すための勾配が充分に取れず、排水の流れが悪くなる可能性もあります。パイプスペースを動かさずにキッチンを移動させる場合には、レイアウトの自由度に制限がかかる可能性があることを頭に入れておきましょう。

広範囲の移動ができない可能性あり

キッチンの移動は、広範囲になるほど難しくなると考えたほうがいいでしょう。レンジフードの排気や配線、給排水管の移動とそれに伴う内装工事が発生します。給排水管の移動ができたとしても、工事が大規模になる可能性が高くなるため、費用も高くなってしまいます。マンションの場合には、規約で配線やパイプスペースの移動が禁止されているところもあるため、キッチンを希望の場所へ設置できない可能性もあるのです。

マンションでキッチンリノベをするときの注意点

マンションは戸建てと異なり、住民の共有スペースや管理規約などがあります。規約で禁止されていたり、制限が掛掛かる場合があるためマンションの管理規約はしっかり確認しましょう。場合によっては、管理組合に相談をしなければならない可能性もあります。「管理規約の確認」、「IHにする場合は電気容量をチェック」、「大型のキッチンは搬入経路を確認」の3つをポイントに、マンションのキッチンリフォームを成功させましょう。

管理規約の確認

マンションの所有者が守らなければならない管理規約。規約内には、リフォームに関する取り決めも存在しています。位置や配線だけではなく、設置できる器具や素材も決められていることがあります。例えば、床材の素材は、管理規約の防音規定基準を満たすものしか使えないというマンションがあります。工事時間や機器の搬入・組立に関して定められている場合もあります。せっかく悩んで決めたキッチンが元々設置不可能だったとなれば、二度手間となってしまうため、マンションのリフォームを考え始めたら、まずは管理規約を確認するようにしましょう。

IHにする場合は電気容量をチェック

ガスコンロからIHクッキングヒーターに変えようと思っている方は、必ず管理規約に目を通しましょう。マンションでは、全体の電気供給量が決まっているため1戸の電気使用量が決まっています。IHを導入して電力不足に陥ることがないよう、先に管理規約を確認したり、管理組合に相談するのがおすすめです。

大型のキッチンは搬入経路を確認

キッチンは、設備の中でも非常に大きいため、搬入経路を確認しておくと、安心してリフォームできます。キッチンをリフォームする時には、古いキッチンを解体して、一度外へ運び出し、新しいキッチンを搬入します。エレベーターや玄関を通れない場合には、特殊な車両でベランダから外へ出すケースもありますが、追加費用がかかってしまいます。新しいモデルのキッチンは、部屋の中で組み立てができるものもありますが、念のため搬入経路を確認しておくといいでしょう。

造作家具を作る時の注意点

キッチンのように収納が多く必要な空間に、オリジナルの家具を置くことで、効率的に収納することができます。空間を最大限に活かすことができるのが造作家具の魅力ですが、造作家具を依頼する時にも注意が必要です。ここでは、造作家具を依頼する時の注意点をチェックしていきましょう。

造作家具の作り手によって費用が変わる

造作家具は、現場で大工さんが作る大工工事と、家具屋さんが事前に作ったものや工場で作ったものを現場で組み立てる家具工事があります。二つの工事は特徴が異なります。大工工事は、室内の木材や塗料に合わせて家具を作ってくれるため統一感を出すのに向いています。また、家具工事は細かい装飾やデザインのある家具を作るのに適しています。作るものによって、どちらの工事の費用が高くなるかは変わります。搬送費や据え付け費などを加えると家具工事の方が高くなる可能性もあるため、いくつかの業者に見積もりをとってから、依頼先を決めるといいでしょう。

イメージのすり合わせが重要

造作家具は見本がないものを依頼して作成してもらうため、自分のイメージが上手く伝わらないと、出来上がった後にがっかりしてしまうことになりかねません。サイズだけではなく、色や材質、厚みなどもしっかりと伝えましょう。図にして渡したり、参考になるような写真を用意するのも有効な手段です。

強度確認のために用途を伝えるべし

造作家具に重いものを置いて使う場合には、用途に応じた材質を使用したり、補強をしたりと対策することが必要です。造作家具を作る時に想定していた用途と異なる使い方をすると、板がたわんでしまったり、ヒビが入ってしまう可能性があります。サイズなどを確認する時にも役立つため、造作家具の用途を細かく作り手に伝えておくことも大切です。

キッチンリフォームは業者で決まる

これまで、キッチンリフォームの失敗例や注意点について、まとめてきましたが、気を付けなければならない点が非常に多いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。優秀なリフォーム業者に依頼すれば、必要なことを予め確認しておいてくれたり、依頼側にしっかり確認をとって進めてくれます。リフォームの腕ももちろん大切な要素ですが、リフォームの幅広い知識や経験をもった業者にしっかりと依頼をすることが最も大切だといえるでしょう。

住まいあんしん倶楽部では、これまで多くのキッチンリフォームを行ってきた経験があります。また、リフォームだけではなく不動産の購入・売却、建物診断サービスなど幅広く業務を行っているため、さまざまな知識やノウハウを持っています。現在は、特に水回りのリフォームに力を入れておりますので、キッチンリフォームをお考えの方はぜひ一度、住まいあんしん倶楽部へご相談ください!

まとめ

キッチンリフォームについて、失敗例から注意点を解説しました。キッチンの移動やマンションのキッチンリフォーム、造作家具の依頼などは、それぞれのケースによって注意点が異なります。そのため、キッチンリフォームの経験が豊富なリフォーム業者に依頼するのが安心です。

これからリフォームをしようと考えている方や、すでにリフォーム計画を立てている方は、先人のリフォーム事例を自分達のリフォームに活かしてみてくださいね。

 

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