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台風被害の修繕費や業者選びを解説!雨漏り・浸水・飛来物はこうして応急処置を

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夏から秋にかけて猛威を奮う台風。昨今は台風が大型化し、被害も拡大しています。台風シーズンの前に、しっかりと対策をして、被害を受けた時の対処法について確認することで、もしもの時に落ち着いて行動することができます。この記事では、台風の事前対策や応急処置、修理業者に選び方について、詳しく解説しています。これから台風に備えようと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

よくある台風被害と応急処置

よくある台風被害と応急処置を知っておくことで、実際に被害に合ってしまった時に落ち着いて行動することができます。ここでは「飛来物による窓や外壁の損壊」・「雨漏り」・「浸水」の被害について、詳しく説明しています。災害時は修理業者が込み合ってしまって、修理をすぐに依頼できないケースもあります。応急処置を知っておくことで、修理業者を待つ間の被害拡大を防ぐことができるため、チェックしておいて損はないでしょう。

飛来物による窓や外壁の損壊

台風による被害として多く上げられるのは、飛来物による損壊です。大型化している台風には、毎秒40mを越える物もあり、何トンもの重さの飛来物が飛んでくるケースもあります。飛来物による損害は、小さなものから大きなものまで多岐に渡り、修復しなければ住めない状態になってしまうこともしばしばあります。窓ガラスなどが割れた場合には、居住者が怪我をしてしまったり、家財がダメージを受けることもあるため、注意が必要です。飛来物によって多い損壊は、
・飛来物による玄関ドアの破損
・飛来物による窓の破損
・屋根瓦が崩れた、飛ばされた
・カーポートの損傷
・太陽光パネルの損傷
などです。
飛来物による損壊の応急措置としては、ブルーシートや防水テープで損壊した部分を覆う養生などが挙げられます。手の届く箇所の外壁の損壊や窓の破損などは、自分でも行うことやできますが、屋根の応急処置は落下などの危険性を伴うため、業者や消防などにまかせるのがいいでしょう。雨水が流れてくる経路は、素人の想定ではズレている可能性もあり、応急処置が充分にできていないケースも存在します。本格的な修理が行われる前に、応急処置を行わなければ、本格的な修理が始まる前に損害が広がったり、二次災害に見舞われる可能性もあります。

雨漏り

台風によって、屋根瓦が吹き飛ばされたり、屋根や外壁が破損することで、家の内部にまで雨が入り込み、雨漏りしてしまうケースは非常に多いです。雨漏りを放っておくと、基礎部分の腐食やシロアリ被害、電化製品の破損やハウスダストの発生など被害が拡大します。雨漏りの修繕費用は、損害の程度によって大きく変わるため、雨漏りを発見したら、迅速に対応することが大切です。
まず、床や壁に水が垂れてきている場合には、バケツや吸水シートなどで水が飛び散るのを防ぎましょう。そして、水がどこから侵入してきているのかをできる限り突き止めるのが大切です。ベランダやバルコニー、換気口などから雨が進入してきている場合には、ビニールシートを使って養生しましょう。
素人によるブルーシートの養生は、1ヶ月程度しか持たない場合が多いので、台風が過ぎ去り、天気がよくなったらすぐに業者に修理をお願いするのがおすすめです。

浸水

みずが床下から家の中に入り込んでしまうことを浸水といいます。浸水には、床上浸水と床下浸水の2種類があり、居住空間である床上まで浸水している状態を床上浸水といいます。そして、床の下のみ浸水している招待を床下浸水といいます。どちらも、浸水後に処置を行わなければ、カビや虫の発生の原因となってしまうため、注意が必要です。
浸水被害を受ける前に、自治体や気象庁から発令される警報などをチェックし、自宅に被害が及びそうだと感じた場合には、水をせき止める準備をしましょう。土嚢や水嚢を玄関や駐車場の入口、窓に設置して水が進入しないように対策してください。

床上浸水

水が床上まで浸水してしまった場合には、水位が下がってから水や土砂をかき出し、汚れを水で流したりふき取ったりした後に、乾燥と消毒を行います。屋内の浸水部分を消毒する時には、塩化ベンザルコニウムとを使用し、食器などは次亜塩素酸ナトリウムで消毒を行ってください。

床下浸水

床下浸水の場合も、床上浸水と同じで、汚れや水を流した後に、乾燥と消毒を行ってきます。床下に水や土砂が流れ込んで閉まっている場合には、全て取り除きましょう。床下が濡れたままでは、カビの発生や基礎のダメージなどをひき起こすため、乾燥までしっかり行います。扇風機や送風機を使うと比較的早く乾かすことができます。乾いた後には、床下を消石灰で消毒しましょう。地域全体で大きな被害が起こった場合には、自治体で配布することもあるため、HPや電話で問い合わせてみるといいでしょう。

費用相場と保険

台風の被害を受けた場合、どれくらいの費用がかかるか事前に知っている方は多くないでしょう。しかし、被害で自宅が大変な中、修理金額まで気にしていたら気が滅入ってしまいます。一般的に火災保険で補償される範囲を知り、修繕費を積み立てておけば、もしもの時にも安心です。台風被害の修繕費相場と火災保険で補償されるケースについて、確認しておきましょう。

台風被害の修繕費の相場

一般的によくある、台風被害の修繕費の相場をまとめました。

※足場代が掛かる場合や材料のグレードによって金額が異なる場合があります。

火災保険で補償されるケース

台風によって、火災保険を使う場合には、「風災」・「水災」と認定される必要があります。それぞれ条件や補償範囲が異なります。火災保険の保証対象には、建物と家財の2種類があり、トイレやシステムバスといった動かない設備は建物として考えられます。テレビや家具などの生活用動産は家財として考えられ、建物のみを保証とすることもできます。もし、加入している火災保険の保証対象が建物のみの場合に、テレビ等が洪水などで故障した場合には、火災保険へ修理費用を請求することはできません。
風災・水災それぞれの補償条件を下記にまとめました。
風災の場合、
・強い風(最大瞬間風速20m/s以上)によってもたらされた被害による損傷である。(台風や、つむじ風、春一番などがあげられます)
・修理にかかった費用が20万円を超えている。
・修理が必要となり、3年以内に連絡した場合。

水災の場合の条件は
・再調達価額の30%以上の損害を受けた場合
・床上浸水または地盤面から45cmを超えて浸水した場合
となります。
災害が起こる前に自身が加入している火災保険の内容を確認しておくことが大切です。

台風被害を受けた時の業者の探し方

台風被害を受けてから修理業者を探す場合、どの業者も込み合っていてなかなか修理にきてもらえないという声をよく耳にします。また、困っている隙に漬け込もうとする業者も少なからずいます。そのため、事前に悪徳業者の手口や修理業者の選び方を確認しておきましょう。

悪徳業者に注意

台風被害を受けた後、最も注意しなければならないのは、悪徳業者です。火災保険で修理請求が可能な台風被害は、「保険金請求を代行する」、「保険金がおりるため修理費用はかからない」などと言って修理についてトラブルになる事例が増えています。
そもそも火災保険とは、保険の対象となる災害で自宅を修理する際、修理会社が見積もった修理費用を契約者本人が保険会社に提出して、請求をするものです。以前は、事故発生の通知期限が30日以内となっていましたが、現在では3年以内の事故であれば、請求できるように変わっています。そのため、過去の災害の修理費用を請求しようと持ちかけ、成功報酬として何%かを請求したり、保険金が想定よりも少ない場合に工事を断ると高額な違約金を請求されたりするケースが増えています。
大きな災害が発生した時には、保険詐欺も増える可能性が高いため、修理業者選びは新調に行いましょう。

修理業者選びのポイント

悪徳業者がいると聞くと、業者選びに困ってしまいますよね。困った時に依頼できるような業者がいない場合には、相見積もりを依頼するのがおすすめです。相見積もりをとることで、修理業者を比較することができるため、最も自宅の修理に合った業者を選べます。修理業者を見極めるポイントは、
・火災保険を熟知している
・火災保険が適用不可の場合の提案もしてくれる
・無理に火災保険で工事しようとしない
・適用できるかわかるまで工事しない
・丁寧でわかりやすい説明をしてくれる

範囲が広い場合にはリフォーム業者がおすすめ

災害によって、被害を受けた範囲が広い時には、リフォーム会社に依頼するのがおすすめです。リフォーム会社は、住宅のどの部分についても詳しく、被害を受けた箇所のダメージだけではなく、その箇所がダメージを受けたことで、今後家全体にどのような影響があるかを教えてくれます。被害の範囲が広い場合には、災害が家全体に及ぼす影響も大きくなるため、総合的な技術をもつリフォーム会社を選択肢に入れましょう。
住まい安心倶楽部は、被害を受けた箇所やその周りをしっかりと確認し、最も効率の良いリフォームを提案いたします。火災保険の適用範囲を確認した上で、お客様のご要望に応じて修理&リフォームを提案させていただくことも可能です。お困りの際は、ぜひ住まいあんしん倶楽部までご連絡ください!

台風の対策

台風で被害を受けた後の対処法についてまとめてきましたが、台風が来る前に対策を取っておくと被害を最小限に抑えることができます。台風対策は自分でできるものと、業者に行ってもらうものとあります。どちらも、もしもの時には効果を発揮してくれる方法なので、台風被害が不安な方は確認してみてくださいね。

自分でできる台風対策

台風で最も影響を受けやすいのは、窓です。突風や飛来物で窓ガラスが割れないように、窓ガラスに飛散防止フィルムを張っておくことで、ガラスの飛散りを抑え、被害を最小限に抑えることができます。窓ガラスにヒビが入っていないか、窓枠のガタ付きがないかも事前に確認しておきましょう。
また、浸水対策も有効です。貴重品は2階などの高いところへ避難させておき、家電も漏電対策のために高いところへ移すかコンセントを抜いて起きましょう。水の進入を防ぐための土嚢や水嚢を事前に用意しておくと心強いですね。

リフォームで台風対策

家で気になる箇所がある場合には、台風が来る前にリフォームをして対策をしておくのもひとつの方法です。「雨戸やシャッター」・「外壁リフォーム」・「屋根の補強や修繕」はメンテナンスも兼ねて実施するといいでしょう。雨戸やシャッターは飛来物の直撃を防いでくれます。窓ガラスを守るのと共に、防犯にも役立つ設備です。
外壁が被害を受けやすいケースは、強風によって外壁の一部が壊れたり、コーキングが剥がれた部分からの浸水です。外壁は目が届かない部分も多く、気づかないうちに被害を受けていることがあります。特に大きな災害がない場合にも、外壁は8~10年に一度メンテナンスをしたほうが良いと言われていますので検討してみてください。
そして、強風などによって、瓦や屋根材が飛んでいってしまう被害もニュースなどで多く取り上げられますよね。近隣の住宅に飛んでいくことで、他人に被害を与えてしまう可能性もあるため、災害前には修繕しておくのが大切です。屋根のメンテナンスも10~15年ごとに行うと良いと言われていますので、タイミングを迎えている方は事前にメンテナンスを行うといいでしょう。

まとめ

台風被害にあった時、落ち着いて行動するために、応急処置の方法や修理業者選びなどについて解説しました。よくある台風被害は、飛来物による損壊・雨漏り・浸水の3つです。どの被害にあった場合にも、応急処置を行わなければさらに被害が拡大してしまいます。被害にあった時には応急処置をして、適切な修理業者を選ぶことが最も重要です。火災保険について詳しく、しっかりヒアリングをして適切な修理を行ってくれる業者を選びましょう。

住まいあんしん倶楽部では、台風に備えた事前のリフォームやメンテナンス、被害の後の修理についても承っております。もしもの時にも、ご相談にのらせていただきますので、ご連絡ください。

 

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